甘いものが大好き!そんな女性にとって、チョコレートはとっても魅惑的なもの。けれど、ダイエット中はさすがに食べられない……?
いいえ、ダイエット中でもチョコレートは食べられます。むしろ、適量かつ適切な種類のチョコレートを摂取することは、美容効果やダイエット効果にも繋がります。
そこで今回は、
- どうしてチョコレートは食べても大丈夫?
- チョコレートダイエットのポイント、効果
をまとめていきたいと思います。
ダイエット中にはチョコレートがオススメ?!
ダイエット中に甘いものは厳禁!そう思っていませんか?
ダイエット中に食べていいものは、甘いか甘くないかという基準では判断できません。ポイントは「何が甘いのか」にあります。市販のチョコレートは砂糖やミルクで甘く、食べやすく味をととのえています。たしかにこれではダイエット効果はあまり望めません。しかし、チョコレートの原料であるカカオの成分はどうでしょうか?
カカオに含まれる成分
- カカオポリフェノール
- テオブロミン
- ブドウ糖
- 食物繊維
- ビタミン・ミネラル
カカオバターの製造過程
- カカオの種子であるカカオ豆を醗酵、乾燥させる
- 乾燥させたものをローストし、すりつぶしてペースト状に(カカオマス)
- カカオマスからバターを絞り取る→「カカオバター」
このカカオバターがチョコレートの主な原料です。主な成分は糖分と脂肪分で、どちらも「血糖値をあげるもの」。血糖値は下がると空腹感を覚え、上がると満腹感を覚えます。食前にチョコレートを食べて血糖値を上げることで、食欲を軽減し、体を「自然と食事制限を促す状態」にする効果があるのです。
血糖値があがるなら食べたらだめじゃない?とはじめは思いますが、ダイエット中では適度に血糖値をあげることも必要なのです。その他にも、カカオ豆に含まれる「食物繊維」や「ポリフェノール」は美容とダイエットには効果的な成分といわれています。
ダイエット効果を望むなら、摂取するべきはカカオ分の多いビターチョコレート。その効果から、なんと「チョコレートダイエット」と呼ばれるダイエットもあるのです。
チョコレートダイエットの気になるやり方
チョコレートを毎日食べることで行うチョコレートダイエット、そのポイントを見てみましょう。
オススメのチョコレート
チョコレートダイエットで摂取するチョコレートは、カカオ分70%以上のものです。
最近では、カカオの美容効果や食べるだけというシンプルさから注目され、カカオ分70%~90%のチョコレートを扱ってるコンビニやスーパーが充実しています。以前より手軽に入手できるようになったようです。
あたり前のことですが、チョコレートのカカオ分は多いほど苦いです。カカオ分が高ければ高いほどいい、という見方もありますが、無理なく食べ続けられる苦さからはじめるのが無難です。口当たりやこだわりはメーカーによるため、まずは自分が好ましいと感じるチョコレートを探しましょう。
一日の目安は50g、食前に食べる
チョコレートには食欲を抑える効果があるため、食べるタイミングは食前です。約15g(100gの板チョコを半分にし、さらに三等分した量)を摂取し、20分ほどあけて食事をとります。直後では効果が出ていないので、しっかりと時間をあけることがポイントです。1食抜く、などの不規則な食生活では効果が薄いので、必ず朝、昼、夕できっちり三食、バランスのよい食事を取りましょう。
チョコレートダイエットでどのくらい痩せる?
チョコレートダイエットは、食前にチョコレートを食べるだけの比較的やりやすいダイエットといえます。とはいえ、気になるのはその効果。
チョコレートダイエットの効果は主に食欲を抑えること、つまり、体に自然と「食事制限を促す」ことにあります。成分として美容効果、ダイエット効果があることは確かですが、適量を超えた摂取は意味がありません。普段からバランスよく食事をとれているか、適切な量を摂取しているかによって、効果には1キロ~6キロほど減量の幅があるようです。
また、元来チョコレートは脂質の高い食品であり、70%のビターチョコレートは約600カロリーが平均の高カロリー食品です。カカオバターの脂肪分は吸収率が低いため、やり方を間違えると太ったり、健康を害する危険性があるものだと理解しておく必要があります。
まとめ
今回はチョコレートの効果、チョコレートダイエットのポイントをまとめました。手軽なダイエットとしては効果的なものですが、本格的に痩せたい、ダイエットして体を作りたい!という場合は、プロの指導のもとトレーニングに取り組むことをオススメします。
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